「里地里山入門講座」
寺家の地形や環境が生み出す、寺家ふるさと村のサスティナブルな暮らし。
昨年に引き続き今年も4回にわたり、学びました。
第1回は座学にて里山の魅力や役割について。
第2回は稲刈り体験。
はやしさんの説明の後、みんなで一斉に稲刈りをスタート!初めての方、むかしの経験を思い出して要領よく進める方、さまざまでした。
日頃は農家さんしか入れない田んぼに足を踏み入れ作業できたことは、優越感を感じさせてくれました。澄み渡る秋晴れの中の稲刈り体験は素晴らしかったです。
第3回はふるさと村の樹林地に入り、下草刈りや除伐等の体験をしました。
小さいうちは見分けがつきにくい実生(みしょう)の木と、アズマネザサや巻き付いたつる性の植物などを見分け刈ります。茂った木の枝も落としました。これは次の会の新米を炊く際の薪にします。
写真右下はオカトラノオの種。下草刈りをしたことで、また来年ここにオカトラノオが咲いてくれることを願います。
第4回は第2回で収穫したお米を、第3回で集めた薪で釜炊き。そして稲わらで藁をなう体験。
恵みに感謝感謝!
11月24日(日)「野鳥観察会」
晩秋の快晴の中での野鳥観察会、稲垣 真先生からの説明の後、観察会はスタートしました。
見られた鳥
キジバト カイツブリ アオサギ トビ ハイタカ オオタカ ノスリ コゲラ リュウキュウサンショウクイ カワセミ ハシボソガラス ハシブトガラス シジュウカラ ヤマガラ ヒヨドリ メジロ キセキレイ ハクセキレイ セグロセキレイ カワラヒワ アオジ ガビチョウ コジュケイ ドバト
冬鳥の到着が大幅に遅れており観察出来た種数は限られましたが、好天に恵まれ谷戸の田んぼと池をめぐってセキレイ3種の違いをしっかり観察、また猛禽が何度も飛んでくれて特にノスリが優雅に弧を描く姿を参加者全員で見ることが出来ました。
(稲垣 真先生より)



秋晴れの10/22、秋のマルシェが開かれました。
秋の日差しとさわやかな風の中、大勢の方が新米と新鮮な食材を求めてご来館くださいました。
ありがとうございました。
野菜を購入するための長い列ができ、たまたま隣り合わせた見知らぬ方どうしで、人参の葉のおいしい食べ方を教えあったりされていて、マルシェならではの和やかな光景が見られました。
次回は12/3(火)です。
冬野菜とおいしい柿が楽しみです。
皆様のご来館をお待ちしております。
前日までの雨があがり、西山レヂヲ先生の親子いきもの観察会が始まりました。
「なにか見つけたらボクに教えてね!」
レヂオ先生は見つけると、透明の袋にそっと虫を入れてよく見せてくれます。
観察が終ったらもちろん逃がしますよ。
チョウセンカミキリを手に乗せてみました。
ジョウロウクモ
お腹を触ってごらん!
「あっ!つるつるしてる」
手に乗せることもできました。
「怖くないよ!」
「クズの葉っぱの鉄砲」
クズの葉っぱをこうして手に乗せて上からパンと叩くと鉄砲みたいな音が出るよ。
虫、植物などレヂオ先生からたくさんの話を聞きながら歩きました。
外から帰ったら、レヂオ先生が「虫メガネで見てごらん!」と死んでしまった虫を丁寧に乾燥して保存しているものを見せてくれました。
みんなでそっと「虫メガネ観察」
「すごい!きれい」
「なんか気持ち悪いけどよく見える!」
この日みられた「いきものたち」
バッタ、オンブバッタ、テントウムシ、セセリチョウ、ニホントカゲ、ウラギンシシミ、ゾウムシ、ツマグロオオヨコバイ、コカマキリ、オオトリフンダマシの卵、アキアカネ、チョウセンカミキリ、ジョロウクモ、オオトリノフンダマシ、ミノガ(ミノムシ)、イラガ(幼虫)
※この日の観察会は、事前に許可をいただき写真を撮影させていただきました。
「ちょっと腰かけて、おにぎりでも食べられる場所はありませんか?」
このようなお問合せをときどきお客様からいただいていました。四季の家館内ホールは、飲食をご遠慮いただいているので、「残念ながら(四季の家)周辺にはちょっとないのです。」と申し訳ない思いでお答えしておりました。
ベンチができた場所。ここには、四季の家設立当時に植栽された立派なコナラの木がありました。時を経て、しだいに建物側に傾いてきて心配していた場所でもありました。
生きている木を伐採するのはかわいそうでしたが、危険が及んでは一大事です。
造園業者さんの大変な作業の末、こんなに素敵な空間に変身しました。
まだ日中はベンチも熱々ですが、朝夕の心地よい時間にぜひ座ってみてください。
ふるさと村の癒し処のひとつになれたら、嬉しいです。


ベンチの下に敷いてあるのは、松の木の皮です。いい香りがしてました。
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