寺家ふるさと村は、そこで生活する人と自然が共存した里山です。
そこでは雑木林や田んぼ、畑地、ため池、水路といった多様な環境があり、多くの植物や生きものがその環境で生活しています。
また、春夏秋冬に里山は様々な美しい表情を見せ、年間を通していろいろな植物や生きものにも出会えます。
そんな自然いっぱいのふるさと村をぜひ、散策してみましょう。
お車でお越しの方は「四季の家」の駐車場をご利用ください。
自然を守るため、できるだけ公共交通機関でお越しください。
ふるさと村の田んぼ、畑地は農家の人たちの土地です。田んぼやあぜに入ったり、畑地に入らないでください。
林の中も地主さんの土地で、管理をしています。散策路を外れて森に入らないようにしましょう。
田んぼの脇を通る水路は農業用水路です。危険ですので、水路の中に入るのはやめましょう。
寺家町は鳥獣保護区に指定されています。
自然の多くは生き物たちでバランスを保っています。
たとえば、きれいだと思って取った花の蜜は虫たちにとっては大切な食べ物です。
捕まえたバッタは草地の草を食べて生活し、大型の捕食者(鳥など)のエサになります。
植物を採取したり、生きものを持ち帰らないでください。また、よそからの生きものを持ち込まないようにしましょう。
ふるさと村はゴミ箱を置いていません。生きものたちのためにも、また、みなさんが気持ちよく散策していただくためにも
ゴミは捨てずにお持ち帰りください。
犬のふんも必ず持ち帰りましょう。
山野でのキャンプや火を使うことはできません。
ふるさと村では街中では味わえない魅力がある反面、街中にはない危険もあります。危険な生きもの
(毒ヘビ、スズメバチ、かぶれやすい植物)には十分ご注意ください。
自然や農業は私たちにとって宝物だ。
遠い昔からこの土地には
すべての生命をいつくしみ
重んじていくことの素晴らしさが根付いている。
人も同じ生き物だから
思いやりとやさしい気持ちを忘れずにいたい。